ミシェル・パテルにとってのモデルナでの挑戦:未来の医療を築く
ミシェル・パテル(Michelle Patel)にとって、モデルナへのキャリアチェンジは、医学において意義のある変化を生み出せる環境を見つけることが目的でした。
これまで長年バイオテクノロジー業界で働き、数々の科学的なブレークスルーを目の当たりにしてきました。しかし、イノベーションを実際の治療へと変えるには、優れた科学だけではなく、それを迅速に形にし、前へ進めていける人材や環境が欠かせないと感じていました。
「私は、がんや希少疾患の治療の考え方を根本から変えるような最前線に立ちたいと思っていました」とミシェルは語ります。
パンデミックの際、モデルナが驚くべきスピードで動き、革新的な技術を開発すると同時に、世界規模で展開していく姿を目の当たりにしました。「世界が危機に直面したとき、モデルナが果たした役割を私たちは皆見ていました。人々の命がかかっているときに、『普通』にとどまらないチームの一員になりたいと思ったのです」と彼女は話します。
「この会社は、革新的な技術を推進することで医療を変えていく、という理念のもとに成り立っています」とミシェル。「私たちは常に次のステップを見据え、学んだことを生かしながら、プラットフォームをさらに進化させることに集中しています」。
ミシェルにとって、これは単なるキャリアの選択ではなく、大きな責任でもあります。次世代の治療法は、難治性疾患の治療を根本から変える可能性を秘めていますが、その実現は簡単ではありません。未知の領域に挑み、リスクを受け入れ、困難に直面してもミッションに集中し続けることが求められます。
それでも、ミシェルは迷いません。「私は患者さんのためなら、どんな壁でも乗り越えます。そして、私の周りには同じ思いを持つ仲間がいます。この仕事には大胆さが必要です。私たちは困難に直面しても諦めません。それを乗り越え、考え抜き、実現させていきます」。
これからの挑戦
モデルナでミシェルは、治療薬やがん領域の戦略的な計画を立て、チーム間の連携を強化する役割を担っています。彼女の仕事は、チームが最高のアイデアを生み出し、課題に適応しながら、変化の激しい環境のなかで最大限の成果を上げられるよう支援することです。
バイオテクノロジー業界は本質的にリスクの高い分野であり、日々求められるものも厳しくなります。確実な成功はなく、最も有望なアイデアであっても慎重に時間をかけて育てる必要があります。それでも、新しい治療を必要としている患者さんに届けられる可能性があるからこそ、この仕事には大きな意味があります。
この環境のなかで、最適な判断を下し続けることは簡単ではありません。毎日、新しいデータが生まれ、新たな変数や疑問が次々と出てきます。昨日うまくいったことが、明日も通用するとは限りません。だからこそ、ミシェルはチームに「適応力を強みにしながら、一貫性を保ち、新しい可能性にオープンであり続けること」を大切にするよう伝えています。そして、どんな状況でもミッションへの集中を忘れないことが重要だと考えています。
イノベーションが築く未来
モデルナは医療の可能性を広げるために挑戦を続け、複雑な課題に向き合いながら、新しい治療法を開発しています。現在2025年以降に複数の承認を見据えた重要なマイルストーンに向けて準備を進めています。
「私たちが取り組んでいることには、決められた道筋はありません」とミシェル。「でも、それこそがこの仕事の魅力です。ここでは誰もが、実際に影響を与えるチャンスを持っています」。
ミシェルがモデルナに入社した理由、それはまさにこの点にあります。彼女は、未来の医療を形作るチームの一員であることに誇りを持っています。
ミシェルや他の革新を推進する仲間と共に働く機会については、キャリアページをご覧ください。