Skip to main content

モデルナ、がん、希少疾患、感染症にわたる良好な臨床結果により、 mRNA 医薬品領域を拡大

2023年10月10日

報道関係者各位

この資料は、モデルナ(マサチューセッツ州ケンブリッジ)が 2023 年 9 月 13 日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳したもので、報道関係者の皆さまに参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については、英語が優先されます。英語版は、https://www.modernatx.com をご参照下さい。

  • モデルナのインフルエンザワクチン mRNA-1010 は、第3相臨床試験で主要評価項目を達成。別の第 1/2 相臨床試験では、インフルエンザワクチン Fluzone HD よりも高い赤血球凝集阻害(HAI)力価を示す

  • ワクチンパイプラインは急速に進展。RS ウイルスワクチン mRNA-1345 の生物学的製剤承認一部変更申請提出の完了、サイトメガロウイルスに対する初のmRNAワクチン mRNA-1647 の第3相臨床試験の登録の完了、次世代COVID-19 ワクチン mRNA-1283 の第3相臨床試験の登録を完了

  • 個別化ネオアンチゲン療法(INT)である mRNA-4157 をKeytruda®と併用を検討する第 3 相臨床試験としては 2 つ目となる、非小細胞肺がんを対象とした第 3 相臨床試験を今年後半に Merck 社と共に開始予定。進行中のメラノーマの術後補助療法を対象とした第 2 相臨床試験の有効性追跡調査結果は第4四半期に発表予定

  • メチルマロン酸血症治療薬 mRNA-3705 の良好な臨床データを発表したことで、モデルナは患者に臨床的なベネフィットをもたらす可能性を示す 3 つの慢性希少疾患薬を保有することに

  • 今後 5 年間で、モデルナは高度なアンメットニーズに対して最大 15 の新製品を上市、最大 50 の新規医薬品候補を臨床試験に進め、mRNA 医薬品の可能性を拡大し続ける予定

【米国マサチューセッツ州ケンブリッジ 、2023 年 9 月 13 日発】モデルナ(NASDAQ:MRNA)は本日、各疾患フランチャイズの最新のビジネス、臨床試験の結果、およびいくつかの新たな研究開発プログラムをモデルナの年次 R&D デーにて発表しました。

モデルナの最高経営責任者ステファン・バンセル(Stéphane Bancel)は「私たちの mRNA プラットフォームは確実に成果を上げています。本日発表したインフルエンザを対象とした第3相臨床試験の結果は良好で、これまでに発表された COVID-19 やRS ウイルスに対する試験結果もあわせて、呼吸器疾患プログラムにお ける第3相臨床試験すべて成功しています。近い将来には、オンコロジー、潜在性ウイルス疾患、希少疾患、感染症といった各フランチャイズにおける新製品の上市を予定しています。今年の第 4 四半期には、次世代 COVID-19 とインフルエンザのワクチンの組み合わせである mRNA-1083、オンコロジー領域では INT の第 2 相臨床試験での有効性に関する追加解析データも発表する予定です。私たちのビジネスとパイプライン全体に大きな勢いがあり、近い将来に良い報告ができるよう実行に集中しています」と述べています。

mRNA 医薬品の領域を拡大

モデルナは、自然に存在する情報伝達分子である mRNA を用いて疾患を予防、治療することを目指して設立されました。mRNA ベースの医薬品開発アプローチは、情報技術の進歩と共に進化し、共通の科学的知見、技術、基盤を活用して、これまでにない速度と効率で高度なアンメットニーズに対応する医薬品を作り出すことが可能です。

10 年以上にわたる科学への投資を通じて、モデルナは mRNA 医薬品の分野を創出しました。モデルナは多様なパイプラインを推進し、がん(mRNA-4157)、3 つの異なる希少疾患(mRNA-3705、mRNA- 3927、mRNA-3745)、および複数の感染症ワクチン(mRNA-1273、mRNA-1345、mRNA- 1010)において臨床的ベネフィットの可能性を示してきました。モデルナは 6 つのプログラムを後期開発段階 に進め、そのうち 2 つは承認済みまたは承認申請中であり、3 つは第 3 相臨床試験の登録を完了しました。モデルナは、2025 年までに第 3 相臨床試験のプログラムの数を倍増させ、がん、希少疾患、感染症領域において 5 年間で最大 15 の製品を上市予定です。そのうち最大 4 つは 2025 年までに上市される可能性があります。

モデルナはミッションに忠実に従い、今後 5 年間で科学への投資を続け、mRNA 医薬品の分野を新たな領域へと拡大し、既存および新たなモダリティ全体で最大 50 の新規医薬品候補を臨床試験に進めることを予定しています。

各疾患領域における最新情報は下記の通りです。

呼吸器疾患フランチャイズ

モデルナの呼吸器疾患パイプラインは、高齢者や免疫が低下した方々に一貫して有効性を示し続けていま す。また、モデルナは、公衆衛生上の重要なニーズに対応するために、単一ウイルスだけでなく、複数のウイルスを同時に対象とする次世代の呼吸器系の混合ワクチンの開発を進めています。

呼吸器疾患フランチャイズは現在、季節性ビジネスであり、毎年定期的な収益を生み出しています。これは、年間約 300 億ドルの市場を対象としており、その内訳は、COVID-19 市場が約 150 億ドル、RS ウイルス市場が 100 億ドル、インフルエンザ市場が 60 億ドルです。より効果的なワクチンによる成長の可能性もあります。2027 年の呼吸器製品の売上は、ワクチン接種率、有効性、モデルナの市場シェアにより、80 億ドルから 150 億ドルの範囲になると予想されています。これは先日モデルナが開催したワクチンデーで伝えた通りです。

COVID-19 ワクチンの最新情報:

6 月の米国食品医薬品局(FDA)のワクチンおよび関連生物学的製剤諮問委員会(VRBPAC)後、モデルナは XBB.1.5 対応の 1 価ワクチン mRNA-1273.815 についての強力な中和反応と交差反応を示しました。これには、XBB.1.5、XBB.1.16、および XBB.2.3.2 の亜系統変異株に対する同様の中和反応が含まれています。臨床試験データでは、mRNA-1273.815 が現在流行している変異株である BA.2.86、 EG.5、および FL.1.5.1 に対しても中和抗体を 8.7 から 11 倍に増加させることが確認されました。これらのデータにより、モデルナは現在懸念されている変異株に対する抗体反応を確認し、最新 COVID-19 ワクチンが次のワクチン接種シーズンに適合していることを示しています。

2023 年 9 月 11 日、FDA は、12 歳以上を対象に Spikevax®の生物学的製剤承認一部変更申請 (sBLA)を承認しました。またモデルナは、生後 6 カ月から 11 歳を対象にモデルナの COVID-19 ワクチンの緊急使用承認(EUA)も取得しました。モデルナの最新 COVID-19 ワクチンは、SARS-CoV-2 の XBB.1.5 亜系統のスパイクタンパク質をコードし、生後 6 カ月以上の乳幼児から小児、成人にいたるまで COVID-19 を予防することを目的としています。臨床試験データは、mRNA-1273.815 が BA.2.86、 EG.5、FL.1.5.1 変異株に対しても強いヒト免疫応答を示しました。FDA の決定により、モデルナは全米のワクチン接種会場への出荷を開始し、最新 COVID-19 ワクチンは近日中に利用可能となる予定です。

さらに、モデルナの次世代の冷蔵保存可能な COVID-19 ワクチン mRNA-1283 は、複数の臨床試験で良好な結果を示し、現在第 3 相臨床試験の登録が完了しています。

季節性インフルエンザワクチン

mRNA-1010 は、これまでの全ての臨床試験、特に 3 つの第 3 相臨床試験(P301、P302、P303)において、許容可能な安全性および忍容性プロファイルを示しました。独立したデータおよび安全性監視委員会 (DSMBs)は、安全性に関する懸念を示していません。

モデルナの第 3 相臨床試験において、改良された製剤である mRNA-1010(P303)の登録は完了しました。P303 研究の中間解析では、mRNA-1010 は全ての A 型と B 型(A/H1N1、A/H3N2、インフルエンザ B/山形、B/ビクトリア)の 4 つの株に対する主要評価項目全てを達成しました。HAI 幾何平均力価および抗体陽転率は、承認された比較薬(Fluarix)と比較して、4 つの株すべてで高いことが確認されました。局所および全身の副反応は、過去に mRNA-1010 研究で報告されたものと同様でした。

mRNA-1010 は、Fluzone HD と比較して、A/H1N1、A/H3N2、B/ビクトリアに対して、より高い HAI 力価を示し、B/山形に対しては同等の力価を示しました。これらのデータに基づき、現在、規制当局と申請について協議中です。

P302 の有効性試験は、直近の試験期間終了までに目標症例数を達成できなかったため、十分な症例数を達成するためには 2 シーズン目の登録が必要でしたが、P303 試験がすべての主要評価項目を達成したことから、当社は P302 試験の 2 シーズン目を登録しないことを決定しました。

モデルナは、流行しているインフルエンザ A 株をより広範にカバーする追加のヘマグルチニン(HA)抗原を含むインフルエンザワクチン候補(mRNA-1011 および mRNA-1012)と、インフルエンザウイルスのライフサイクルに関与する複数のタンパク質を標的とする HA とニューラミニダーゼ(NA)抗原を組み込んだ候補 (mRNA-1020 および mRNA-1030)を含むポートフォリオの開発を継続的に推進しています。これらのアプローチはウイルスの抗原逃避の可能性を減少させることを目指しています。

RS ウイルスワクチン

モデルナは、60 歳以上の成人における RS ウイルス関連下気道疾患(RSV-LRTD)および急性呼吸器疾患(ARD)の予防ワクチンである mRNA-1345 について、各国で承認申請*を行いました。モデルナは FDA に対して生物学的製剤承認申請(BLA)を提出し、優先審査権(PRV)を行使しました。モデルナは 2024 年 4 月の米国での承認取得を目指しています。また、欧州(欧州医薬品庁)、スイス(スイス医療庁)、オーストラリア(オーストラリア医療製品管理局)、カナダ(カナダ保健省)、イギリス(英国医薬 品医療製品規制庁)にも承認申請を提出しました。 *日本では現時点では承認申請を行っていません。

規制当局への申請は、60 歳以上の約 37,000 人の成人を対象とした無作為化プラセボ対照二重盲検試験であるConquerRSV 臨床試験から得られた良好なデータに基づいています。本試験では、有効性に関する以下の二つの主要評価項目を達成しています。主要評価項目は、2 つ以上の症状が認められた RSV- LRTD、3 つ以上の症状が認められた RSV-LRTD の2つです。2 つ以上の症状で定義した RSV-LRTD に対するワクチンの有効性は 83.7%(95.88%信頼区間:66.1%~92.2%、p < 0.0001)、3 つ 以上の症状で定義した RSV-LRTD に対するワクチンの有効性は 82.4%(96.36%信頼区間: 34.8%~95.3%、p = 0.0078)でした。第 3 相 RSV 臨床試験では、mRNA-1345 によるギラン・バ レー症候群(GBS)の症例は報告されていません。高齢者に加えて、mRNA-1345 については、症例登録済みで現在進行中の第 1 相臨床試験で小児についても検討されています。

混合呼吸器ワクチン

モデルナの混合ワクチンの開発戦略は、大きな公衆衛生上のベネフィットを提供することができます。モデルナの混合ワクチン候補は、このカテゴリーで最も疾病負担が大きい呼吸器ウイルスに対応しており、コンプライアンスの向上、高い接種率、被接種者の利便性、および医療システムへのベネフィット提供を目指して設計されています。以下の混合ワクチン試験では、現在、登録が完了しています:

  • インフルエンザ/COVID-19 (mRNA-1073: mRNA-1010 + mRNA-1273) 第 1/2 相臨床試

  • インフルエンザ/RS ウイルス (mRNA-1045: mRNA-1010 + mRNA-1345) 第 1 相臨床試験

  • インフルエンザ/COVID-19/ RS ウイルス (mRNA-1230: mRNA-1010 + mRNA-1273
    +mRNA-1345) 第 1 相臨床試験

  • インフルエンザ/COVID-19 (mRNA-1083: mRNA-1010 + mRNA-1283) 第 1/2 相臨床試験

モデルナは、2025 年までに混合ワクチンを利用可能にする予定であり、適切に次世代の改良されたワクチン候補との組み合わせも定期的に更新することを予定しています。さらに、モデルナは今年の第 4 四半期に投資家向けに最新情報を提供する予定です。

潜在性およびその他のウイルスフランチャイズ

モデルナは現在、サイトメガロウイルス、EB ウイルス、単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、ノロウイルス、および HIV を含む、6 つの潜在性およびその他のウイルスに対するワクチン開発を進めています。これらのウイルス性疾患は、未解決でアンメットニーズがあります。潜在性およびその他のウイルスワクチン市場は、大きな潜在市場であり、その市場規模は約 100 億ドルから 250 億ドルと推定されています。

サイトメガロウイルス(CMV)ワクチン

モデルナの CMV ワクチン候補(mRNA-1647)の第 3 相検証的臨床試験である CMVictory は、成人を対象としており登録が完了しています。この試験では、mRNA-1647 が出産可能年齢の女性を対象として初回感染の予防における有効性、安全性、免疫原性を評価しています。

ノロウイルス(NoV)

ノロウイルスを含む腸管ウイルスは、世界的な急性胃腸炎(AGE)の主要な原因であり、特に小児と高齢者において世界中で重大な罹患率と死亡率をもたらしています。ノロウイルスは非常に感染力が強く、世界的に下痢の主要な原因であり、世界中のすべての下痢の 18%に関連しています。これにより、年間約 200,000人の死亡と大幅な医療費負担が生じています。

モデルナは、ノロウイルスの多様性に対処するために、2 つの多価性ウイルス様粒子(VLP)ワクチン、 mRNA-1403(3 価)および mRNA-1405(5 価)を開発しています。これらは、小児と高齢者における最も一般的なノロウイルスのジェノタイプからの急性胃腸炎(AGE)の予防を目指しています。ノロウイルスワクチン候補、mRNA-1403 の第 1 相臨床試験は、現在参加者を募集中です。

オンコロジーフランチャイズ

オンコロジーフランチャイズには、Merck 社とのパートナーシップで開発されている個別化ネオアンチゲン療法、およびモデルナのチェックポイントワクチンとトリプレットワクチンが含まれています。発表された第 3 相臨床試験の 術後補助療法は、米国と欧州での推定適格患者数を表しており、メラノーマでは約 30,000 人、非小細胞肺がんでは約 101,000 人の治療対象患者がいます。Merck 社とのパートナーシップで開発されている個別化ネオアンチゲン療法に関する詳細は、https://www.modernatx.com をご参照下さい。

チェックポイント・ワクチン

モデルナのチェックポイント・ワクチンである mRNA-4359 は、エフェクターT 細胞を刺激し、標的チェックポイント抗原を高発現する抑制性免疫細胞やがん細胞を標的として殺傷することを目的としています。mRNA- 4359 は、単剤療法およびペムブロリズマブとの併用療法として進行中の第 1/2 相臨床試験で評価されています。本試験の対象腫瘍には、皮膚黒色腫、NSCLC、非筋肉浸潤性膀胱がん、頭頸部扁平上皮がん、マイクロサテライト安定性大腸がん、基底細胞がん、トリプルネガティブ乳がんが含まれます。

トリプレット

モデルナのトリプレット(mRNA-2752)は、現在進行中の第 1 相臨床試験で評価されており、mRNA- 2752 の単独投与およびデュルバルマブとの併用投与の安全性と忍容性を評価するとともに、進行中の非浸潤性乳管がん(DCIS)患者における mRNA-2752 の評価試験も実施中です。用量漸増および確認群には、アクセス可能な固形がんおよびリンパ腫の参加者が登録され、用量拡大群には CPI 不応性悪性黒色腫の参加者が登録されます。DCIS 試験には現在、mRNA-2752 を単剤で投与する患者が登録されています。

希少疾患フランチャイズ

メチルマロン酸血症(MMA)、プロピオン酸血症(PA)、グリコーゲン貯蔵症(GSD1A)、フェニルケトン尿症(PKU)を標的とする治療薬を含むモデルナの希少疾患ポートフォリオは、100 億ドル市場に相当する可能性があり、同時に重要なアンメットメディカルニーズに対応するものです。モデルナは今後 5 年間に最大 4つの希少疾患治療薬の上市を見込んでいます。

メチルマロン酸血症(MMA)

MMA 治療薬の候補である mRNA-3705 は、欠損または欠陥のある肝酵素をコードします。第 1/2 相臨床試験において、11 人の参加者に投与され、合計 221 回投与されました。これまでのところ、参加者全員が非盲検長期投与試験への参加を選択しています。現在までのところ、mRNA-3705 の忍容性は概ね良好であり、安全性やプロトコールで定義された用量制限毒性基準による投与中止はありません。 mRNA-3705 の国際共同第 1/2 相臨床試験の中間解析結果では、コホート 2 および 3 において、メチルマロン酸の用量依存的な減少を示し、有望な初期薬力学的データが示されました。初期の結果は、治療前と比較して、年間代謝代償不全事象(MDE)の頻度、および MMA に関連した入院が年率で減少する可能性を示しています。

プロピオン酸血症(PA)

プロピオン酸血症はまれで重篤な先天代謝異常であり、重大な罹患率と死亡率を伴います。現在のところ、この疾患の根本的な原因を治療する有効な治療法はありません。mRNA-3927 の国際共同第 1/2 相臨床試験は、用量確認群に患者を登録しています。mRNA-3927 は、現在までに安全性による投与中止はな く、プロトコールで定義された用量制限毒性基準を満たす事象もなく、概ね良好な忍容性を示しています。第 1/2 相臨床試験では、最適用量の決定を目標に登録が進行中です。本試験の治療期間を終了した参加者は全員、長期投与試験への参加を選択しました。

フェニルケトン尿症(PKU)

PKU は、米国および EU5(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国)で約 4 万人の患者が罹患している、まれで重篤な代謝疾患です。PAH 酵素をコードするフェニルアラニン水酸化酵素(PAH)遺伝子に変異があると、肝臓で必須アミノ酸 Phe を Tyr に代謝できなくなります。mRNA-3210 は、PAH 酵素をコードする mRNA を、MMA や PA の開発候補品と同じ LNP に封入したもので、PKU 患者のアンメットメディカルニーズを満たす可能性があります。 モデルナは mRNA-3210 の治験許可申請(IND)を開始しました。

財務最新情報

モデルナは、オンコロジー、希少疾患、潜在性ウイルス疾患の新製品を上市してから 5 年後の 2028 年まで に、年間売上高が 100 億ドルから 150 億ドルに増加すると見込んでいます。これは、以前発表した 2027 年の呼吸器フランチャイズによる 80 億ドルから 150 億ドルの予想売上高に追加されるものです。 当社は、2024 年から 2028 年までに研究開発に約 250 億ドルを投資することにより、この有機的な成長枠組みをサポートすることを期待しています。

また、2023 年の COVID-19 の売上高は、米国のワクチン接種率にもよりますが、引き続き 60 億~80 億ドルを見込んでいます。2023 年の売上原価は高止まりしており、モデルナは現在、長期目標である 75~ 80%に向けて売上総利益率の拡大を加速するため、製造拠点と供給基盤の縮小を進めています。

モデルナ社について

モデルナは、2010 年の創業から今日までの 10 年強の間に、メッセンジャーRNA(mRNA)分野の研究型企業から、現在は 7 つのモダリティにわたる多様なワクチンと治療薬の製品ならびに臨床開発段階のプログラムを有する企業へと発展しました。モデルナは mRNA と脂質ナノ粒子製剤を含む幅広い知的財産ポートフォリオを構築し、最新の大規模製造設備では迅速な臨床開発と臨床使用を目的とした生産が可能です。モデルナでは国内外の様々な政府や企業との提携関係を継続しています。最近では、これらモデルナの能力を結集した例として、新型コロナウイルス感染症拡大に対し、効果的なワクチンを早期に開発、承認取得に至ったことがあげられます。モデルナの mRNA プラットフォームは、基礎および応用の研究・医薬デリバリー技術・製造においての継続的な進歩を目指して構築されており、感染症、腫瘍免疫学、希少疾患、心血管疾患、並びに 自己免疫疾患のための治療薬とワクチンの創出を可能にしています。8 年連続で、Science 誌によるバイオ医薬品企業のトップエンプロイヤーとして選出されました。さらなる詳細は、www.modernatx.com または https://www.modernatx.com/ja-JP をご覧ください。

将来予測に関する表明

本プレスリリースには、改正された 1995 年度米国民事証券訴訟改革法の意味の範囲内における将来予測 に関する記述が含まれています。モデルナが今後 5 年間に最大 15 製品を上市する可能性、および新製品 の臨床試験への進展、モデルナと規制当局との協議、および特定の市場における早期承認、条件付き承認、またはその他の製品承認の可能性、INT が 2023 年に NSCLC を対象とした第 3 相試験を開始する見込み、モデルナのプログラムの臨床試験の進捗および結果、モデルナの混合ワクチン開発能力およびそれらのワクチンのベネフィット、モデルナの XBB.1 .5 対応の 1 価 COVID-19 ワクチン(mRNA-1283.815)が 2023/2024 年接種シーズン中に感染を予防する能力、懸念される SARS-CoV-2 亜系統に対する予防する最新ワクチンを開発するモデルナの能力、モデルナの製品の安全性と忍容性のプロファイル、モデルナのパイプラインが対象としている対処可能な市場の規模、これらの市場での販売によるモデルナの推定将来収益、予想される将来マージンが含まれています。本プレスリリース中の将来予測に関する表明は約束と保証のいずれでもなく、それらには既知および未知のリスク、不確実性、およびその他の要因が関わり、その多くはモデルナの統制の範囲外にあり、かつ実際の結果を将来予測に関する表明に表現されている、あるいはそれから黙示的に示されるものから大きく異なる可能性があるため、これらの将来予測に関する表明に対して過度に依存しないようお願いいたします。これらのリスク、不確実性、およびその他の要因には、米国証券取引委員会 (SEC)のウェブサイト(www.sec.gov)から入手可能な、モデルナが SEC に提出した 2022 年 12 月 31 日を期末とする年度のフォーム 10-K 年次報告書およびそれ以降に SEC に提出した書類の 「Risk Factors」欄に記載されたリスクと不確実性が含まれています。法によって求められる場合を除き、モデルナは本プレスリリースに含まれるいずれの将来予測に関する表明についても、新たな情報、将来的な展開、あるいはその他のいずれを理由とするかを問わず、更新または改訂する意図または責任を持ちません。これらの将来予測に関する表明はモデルナの現時点での予測に基づくものであり、本プレスリリースの日付においてのみ有効です。