企業責任
モデルナは、公衆衛生の促進、質の高い医療へのアクセス改善、科学教育とイノベーションを推進する活動や団体を支援するため、2022 年、モデルナ慈善財団を設立しました。
モデルナのアプローチ
モデルナ慈善財団の活動は、モデルナがCOVID-19ワクチンによって行った社会貢献の延長線にあるともいえます。モデルナは、パンデミックによって悪化した社会状況、そしてこの間に浮き彫りになった不平等の課題に継続的に取り組んでいます。
モデルナは、持続的なインパクトをもたらすために、次のような取り組みを行っています。
モデルナのミッションに沿う活動をする団体を支援する助成金の提供
人道的な危機を支援するための寄付
従業員が最も重要と考える活動を支援するためのマッチングシステム
助成金
モデルナ慈善財団は、地域社会および国際社会のために501(c)(3)団体や米国外の同様の非営利団体を支援すべく、助成金を提供しています。
モデルナのパートナー
モデルナ慈善財団は、ニーズのある分野で活動している地域および世界の非営利団体への助成金を提供しています。
ボストン・メディカル・センター
モデルナはボストン・メディカル・センターと提携し、グッド・グリーフ・プログラムを支援しています。この助成金は、COVID-19によって最愛の人を亡くした子どもたちの心の傷を癒すといった、トラウマに対応した治療サービスへの需要の高まりに応えるものです。
Heading Home
モデルナはHeading Homeと提携し、マサチューセッツ州ケンブリッジに超低所得者向けの恒久的な支援住宅を提供しています。
国際救済委員会
モデルナは国際救済委員会(International Rescue Committee)と提携し、西アフリカと中央アフリカ、特に紛争の影響を受けた国々で、強固な保健システムを構築するための感染予防プログラムを支援しています
ライフ・サイエンス・ケア
グレーター・ボストン地域の貧困と闘う非営利パートナーシップとプログラムを支援するため、Life Science Caresと提携しています。
Year Up
モデルナはYear Upと提携し、米国内の若年層と企業との間の雇用機会格差を是正するための能力開発プログラムを支援しています。
アムレフ・ヘルス・アフリカ
モデルナはアムレフ・ヘルス・アフリカと提携し、パンデミックの影響を最も受けた社会的に弱い立場にあり支援が届きにくい地域へのサポートに注力しています。たとえば、ケニアにおけるCOVID-19ワクチン接種率を向上させる取り組みを支援しています。プログラムでは、保健システム全体の能力を高め、COVID-19ワクチンへの持続的なアクセス確保、日常診療ギャップを埋めるコミュニティへの関与、非感染性疾患の保健サービスとの統合に注力しています。
Seed Global Health
マラウイ、シエラレオネ、ウガンダ、ザンビアの医療従事者の育成を支援するため、Seed Global Healthと提携し、臨床教育を提供しています。COVID-19のパンデミックにより、COVID-19患者のモニタリング、診断、治療の最前線の医療従事者は、過酷な業務が課せられました。これらのプログラムは、国の医療の質向上にフォーカスし、医療従事者の数を増やし、維持するためのモデルを構築します。今後10年間で、Seedは8万人の看護師、医師、助産師を養成し、支援を最も必要としている人々に一流のケアを提供することを目指しています。
モデルナ慈善財団は、モデルナによって設立された慈善団体です。モデルナとは別の法人格であり、独立して運営されています。